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中国日記(1)

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■ 1993年(H5)の年末から1998年(H10)の秋まで5年間、お隣の国 中国で鋳物工場建設の仕事に携わるというめずらしい経験をしました。
建設場所は山東省青山市、市街から車をぶっ飛ばして45分位かかるかなりの田舎です。
この田舎に5年間、1ヶ月に1週間通ったのですが、この5年の間にも中国社会の変化のスピードはものすごく、ちょうど日本が郵便からFAXにかわりさらにメールになったと同じような急激な変化が少し遅れてここへきているのだなと感じました。

■ ですから現在はあちらでもかなり近代化していることと思います。ただ、日本でも同じですが、建物を造るやり方はそれほどの変化は無いでしょうから、その当時私が経験したことや感じたことなどお話してみたいと思います。
これからは海外で建築の仕事をされる方も増えるでしょうから、そんな時参考になれば(多分あんまりならない)と思います。

■ 当時の写真を基になつかしく思い出しながらランダムに少しずつページを増やしてゆくつもりです。

上海風景

上海風景(1)

「中国には空が無い」と智恵子抄のようなことを思いました。晴れた日でも青空が見えるのはほんの朝の短時間で、いつも空全体が白っぽいのです。日本晴れ(いや中国晴れか?)は無いようです。
さすが黄砂の本場だと思いますが、実際にその時期にはどういうことになるのか、それには遭遇できませんでした。ただ原因は黄砂だけではなく、建設ラッシュの都市の熱気がホコリとなって舞い上がっているという感じでした。東京も昔そうでしたね。

 

街中の工事現場(1)

最初にびっくりしたのが養生シート。そばで見ると圧倒されました。
割り竹で編んだ竹のゴザのようなもの、1枚の大きさは1.2m×3m位でしょうか。
遠くから見るとまるで大きなミノムシのようです。
  かなり重そうなので風ではずれて落ちてきたら大変なことになるのではと心配になりました。
足場パイプが竹だとか聞いたことがありますが、そんなことは一度も無くちゃんと鋼管で組んであります。
ただ、道板は竹を結び合わせたものがありましたが、通常足場に道板はありませんでした。

養生シート

工事現場
少し高層でもこの通り
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